女性ホルモンを整える入浴法

アーユルヴェーダの考え方

5000年以上前にインドで発祥し継承されてきたアーユルヴェーダという伝統医学によると、日本人は一般的に汗をかきにくい性質を持っていると考えられています。

アーユルヴェーダの考え方では人間が心身の健康を保つためには心や体、その行動や環境、宇宙までも含めた全体の調和が重要であるとされています。人の心と身体の基本となる生命エネルギーを風、火、水の三つの要素に分けて捉え、それらのバランスをとることを重視し、アンバランスにならないように予防するというのがアーユルヴェーダの特徴的な考え方です。

 

女性ホルモンを整える入浴方法

この観点からみた女性ホルモンのバランスを整える入浴方法についてお話しましょう。一般的に汗をかきやすく体温が高めだとされる西洋の人には、湯船につかる入浴は不向きでシャワー浴が好まれています。

しかし日本人は前述のように、汗をかきにくいので、一日の疲れをとるには、夜に湯船につかり心身を温めリラックスさせ、発汗を促し、老廃物を外に出すことが大切であるとされています。

 

湯船の湯の温度は40度がベスト?

心身ともにリラックス効果が得られる湯船の湯の温度は、副交感神経の働きが優位になるよう、低めが良く、38~40度くらいが最適です。

体温より5度以上高いお湯に入ると、交感神経が刺激され体も脳も興奮してしまいます。眠る前には、ぬるめのお湯で心身をリラックスさせてから、湯温を少し上げて発汗を促してやると、排毒もできて更に良い効果が得られます。

 

朝のシャワーは熱めのお湯がおすすめ

逆に朝は熱めのお湯でシャワー浴をすると、交感神経を刺激して脳の働きを活性化させることができます。このように入浴のリラックス効果とリフレッシュ効果を上手に使い分けると良いでしょう。

 

ぬるめのお湯は冷え性にも良い

また入浴は女性ホルモンのバランスを崩す原因になる冷え性の改善にも、とても効果があります。長くつかっていられないような熱いお湯では、身体の芯まで温めることができないので、ぬるめのお湯にゆっくりと入りましょう。湯船につかることで水圧がかかり、静脈やリンパ管は刺激されます。体や頭を洗うたびに湯船から出たり入ったりを繰り返すと、さらに新陳代謝が高まり血行も良くなり、冷え性の改善につながるでしょう。

 

人間は体温が下がる時に眠たくなる

人の体は、上がった体温が下がるときに眠気を催すという特徴があるので、夜寝る前にお風呂に入って体温を上げておくと、自然に眠くなり、質の良い睡眠が得られるという訳です。

しかし肩までお湯につかると心臓が圧迫され、多少負荷がかかってしまうので、時間に余裕があるときには、ぬるめのお湯に、水分補給しながら30分ほどつかるという、半身浴がおすすめです。

下半身の血行が促進され体が芯まで温まり、女性ホルモンのバランスを乱す冷え性の改善に、大変良い効果があるでしょう。

 


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